2008年10月01日

「医をめぐる勉強会」へのお誘い

医療に関する様々な問題についてその分野の専門家にゲストとしておいでいただき、
ゲストの講演と、その後の話し合いを主体とする勉強会です。

医療に関するご興味のある方のおいでをお待ちしています。
和気藹々とした会ですので、気軽においでくださいね。


・第31回医をめぐる勉強会 2008年10月5日(日)1:30~4:30(受付1:15)
 「プライマリ・ヘルス・ケアとともに30年」   
     ― 臨床とNGO活動から<いのち>について学んだこと
             
ゲスト:シェア=国際保健協力市民の会代表 浅草病院医師 本田 徹氏

 「私は昭和22年(1947)生まれという団塊世代の人間ですので、敗戦国日本の、
衛生状態も劣悪で、結核や疫痢やポリオで多くの大人や子どもがいのちを落とし、
皆が空腹を抱えていた時代のことを少しは覚えています。まさに「途上国ニッポン」
だったのです。そこから高度成長を遂げ、世界の経済大国と言われるに至りました。
しかし、日本は今また、超高齢社会と格差社会の試練に直面しています。
 深刻な課題があるからこそ、私たちは苦しみながらも、学び成長していくことがで
きるのだとも言えます。先人の知恵を、国際協力や多文化共生の21世紀の社会の
建設に向けてどう生かしていくべきなのか? 私自身のささやかな臨床医としての
歩みや、シェアという保健・医療に関わる国際NGOの活動を通して、皆さまと一緒に
考える機会となれば幸いです。」

ゲストプロフィール:
 北海道大学医学部卒業。77年より青年海外協力隊医師隊員としてチュニジアに
派遣。長野県佐久総合病院、日産厚生会玉川病院勤務を経て、83年シェア設立に
参加。88年シェア代表に就任。92年日本赤十字社の委嘱でスリランカ、バングラデ
シュ2カ国でプライマリー・ヘルス・ケア(以下PHC)事業を評価する。92年より横浜の
港町診療所勤務。96年より07年3月まで堀切中央病院院長。同年後半は3ヶ月に亘り
中南米・アメリカなど海外における保健・医療の実情を視察。現在は浅草病院に勤務
しながら、シェアの諸活動・ホームレスや在日外国人の医療支援活動などに従事。
世界と日本におけるPHC思想の啓蒙と実践に長く挺身され、多くの実績を積み重ねら
れてきた。これに対し昨年、日本の草の根医療の最高の賞といわれる第16回「若月賞」
及び「東京弁護士会人権賞」を受賞。


場所:大津市生涯学習センター 視聴覚室
滋賀県大津市本丸町6-5
077-527-0025(JRびわ湖線 膳所駅から京阪石山線乗り換え 
膳所本町駅 下車徒歩7分) 

参加費: 1000円

・勉強会は当日参加可ですが、準備の都合上、参加のお知らせをください
ますよう、お願いします。

   ・問い合わせ、申し込み先中島 
     y-kaze@mte.biglobe.ne.jp

   ・医をめぐる勉強会
    http://www5a.biglobe.ne.jp/~y-kaze/iomeguru.htm




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